2012年3月16日金曜日

3十◎ and しょうへいバー出演バンド紹介【Riddimates】

今回3十◎ and しょうへいバーを開催するにあたって、出演バンドのうち2バンドをodd's、1バンドとDJをしょうへいさんと渋谷homeに呼んでもらってます。いわば、そのしょうへいバーからの刺客とも言うべきバンドが【RIDDIMATES】(リディメイツ)です。

(プロフィールより)2007年にはThe Slackers(USA)、そしてジャマイカン・レジェンドRico Rodriguezのサポートにも抜擢され、この年に世界のスカやレゲエをリリースするSKA IN THE WORLD RECORDSより1ST ALBUMリリースする。FESTA de lama 、あさぎり天空祭り、夏結びなど主要野外フェス出演…もはや経歴については説明はいらないでしょう。

かくいうodd'sも生のライブを見たのは一度きりなのですが、その一回のライブからRiddimatesに感じたことは、ただただ【ホンモノ】であるということ。

それは、いわゆるオーセンティックな音楽のコピーに留まらず、ここ日本で一つの信念、ブレない竺のようなものがひしひしと伝わってくること、そしてライブを見ているお客さんが自分が両の足で立っている、呼吸をしている、音を楽しんでいるという【生の感覚】を味わうことができるということが証明しています。

18日、その場を目撃したお客さんはきっとひしひしとこう感じるでしょう
【これがライブだ!】と。

とはいえ、odd'sにとってboth cheese、toconomaとの共演はある意味【既知】の領域であり、Riddimatesとの共演は【未知】の領域であると思ってます。(悪い意味じゃなく)
どんなムードが渋谷homeに漂うかは、蓋を開けてみてのお楽しみ。当日寒いかもしんないけど、皆さん軽装でお越しください。

マジで、見逃すな!

Riddimates 20:10〜




3十◎ and しょうへいバー出演バンド紹介【toconoma】


昨年、Big jointというイベントに出させてもらった。

みなさん、クラブには遊びに行くだろうか?djが途切れさせる事なく踊れる曲を紡ぎ続け、フロアの客たちは不可抗力的にそれに乗っかり身体を揺らし続ける。

big jointはざっくり言えば、それをバンドだけでやっちまおうという企画だった。djがするソレの様に、前バンドと後バンドの間を両者のセッションで繋ぐ。フロアは途切れる事なく踊り続ける。

そんな一見ムチャな企画の首謀者がtoconomaなんである。

人を巻き込んで一緒に楽しむ事に対して、抜群なアイディアを発揮するばかりじゃなく、それをホントに周りを巻き込んで「やっちまう」toconomaの音には、所謂“オラオラ!オレを見ろ!”という自己中なトゲトゲしさは無い。

伝わってくるのは“ステージもフロアもハコも一緒んなって楽しもうじゃんか!”という暖かさ。

・・・あれ。どっかで聞いたフレーズ。

過去3回行われてるbig jointとは別の彼ら主催の自主企画イベントtocojowsが全般通してPeace&happy且つ、大盛り上がりな理由がよくわかる。

ラテンありファンクありの踊れるナンバーを擁し、時にはパーカッショ二ストやダンサーともコラボレート。
あっという間に周りを巻き込んでその場をダンスフロアに変えてしまうtoconomaが3十◎の口火を切ってくれる。

躍る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆なら躍らにゃ損、損。
3十◎の幕開け、toconomaのあったか~い音楽をバックにをみんなで乾杯しながら迎えようじゃないか。

<3十◎出演時間>
toconoma
18:30~19:05


written by :四弦・Я

2012年3月8日木曜日

3十◎ and しょうへいバー出演バンド紹介 【Both Cheese】



彼らとの出会いは2010年秘境祭(奥多摩のキャンプ場で開催されるオールナイトの野外フェス)。
数時間押しという異例のタイムテーブルの中、早朝の出番予定でトリのboth cheeseがステージに立ったのは日も完全に昇りきった10時過ぎだったと思う。
ドープな面々の揃うこのフェスで、前日の夕方から踊り騒ぎ続けてきたおれは正直、疲れのピークを迎えていた。


が。


そんな時に見てしまったのがboth cheeseである。

前情報としてはfuji rock 06’出演というだけで他の事は何も知らなかった。「まぁ、ここまで起きてられたし折角だから見とくか」くらいのノリだったおれは、完全に朝からブッとばされた。

オールナイトフェスの翌午前。完全にまったりムードのキャンプ場。客もまばらな特設ステージ。
ギター、ベース、ドラム、コンガの四人が文字通り「叩き出す」シンプルで強靭で腰から動かされるよなリズムは、そこで不意打ちのように鳴り始めた。
一聴した感じでは所謂ブラックミュージックの要素は無いのに、まるでミーターズ(ニューオリンズの伝説的バンド)の様なグルーヴ。
気が付いたらおれは真正面ど真ん中に陣取って足を激しく踏み鳴らしながら食い入るようにそのライブを見た。
否、感覚としては食い入ったんじゃあなくて「食われた」に近いと思う。それぐらい惹かれる音だった。


それから1年。ライブ情報なんかを色々探してきたけどなかなか見つけられずにいたがようやく彼らを再見する日が訪れた。
どーしても秘境祭の衝撃を彼らに直接伝えたかったおれは、普段トゥー・シャイ・シャイ・ボーイのくせに勇気を振り絞ってメンバーさんに話しかけた。

「ふぁ、ふぁんなんですぅ〜。えへえへえへ。」(嘘)

そこから(おれの頭の中での)紆余曲折を経て、入魂のオファーをしたところ、ありがたい事に今回の3十◎出演を快諾して頂いた。
ベトナムのフェスに出たり(DVD売ってます)、アメリカを旅しつつ現地ブッキングでライブしたりと色んなとこでライブ経験されてるバンドboth cheese。
先ずはそのグルーヴにブッとばされてみてくださいな。


<3十◎出演時間>
both cheese
19:20〜19:55







written by :四弦・Я

2012年3月3日土曜日

3十◎ and しょうへいバーができるまで

鍵盤周大でございます。

早いもんでもう3月。3十◎ and しょうへいバー@渋谷homeの開催が迫ってきております。

そもそも、3十◎ そして、 しょうへいバーとはなんぞや?

3十◎とは、【ハコ、リスナー、プレイヤーが一体となって生まれる至上の一体感】
をテーマにしております。3とは正にその3者を示すわけであります。
いわば【三方よし】…売り手よし、買い手よし、世間よしの精神に近いのかもしれません。

少し話が飛びますが、最近ライブを見に行く時は、プレイヤーがリスナーときっちりコミュニケーションをとれているか?を見てしまいます。MCのことではなく、あくまでライブ全体の話。ちゃんと音が空気を読んでいるか?責任感を持っているか?
ハコが用意してくれた場所でプレイヤーが最大限責任を果たせば、リスナーの心に必ず届くはず。その時のハンドクラップや歓声が最高のイベントを作る。そういうイベントがやりたいというのがそもそもの動機となっています。

第一回は昨年7月に青山LOOPで行い、おかげさまでodd'sがやりたいイメージが少し見えた気がします。
第二回の仕掛けとして選んだのが、しょうへいバーとのコラボレーション!

しょうへいバーとは基本毎週水曜、渋谷homeで開催されているイベントです。一言で言うなら【心地よいイベント】。共演者同志がいきなりセッションをしたり、ハコなおおらかなムードもあいまって自由な空気が漂っています。

しょうへいバーのコンセプトは
【人と人との繋がりを点・線・面に広げる空間】です。
しょうへいさんと一緒にイベントをやろうと言った時、おんなじようなことを言ってるねぇと笑ったもんです。

そんなわけで、楽しくないわけがないodd's第二回自主企画、ぜひぜひ奮ってご参加ください!
次回は当日登場するイカしたプレイヤー達を紹介します。